書評:防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書』
『歴史学研究』(青木書店)の、
1977年2月号、451号の、51頁〜57頁に、
防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書』の書評がある。
この情報は、下の本で得た。
- 作者: 藤原彰
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
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防衛庁の戦史については、雑誌『歴史学研究』に、
『戦史叢書』が完結したころに、長い書評を書いています。
全一〇二巻を、全部一巻ずつ書評しました。
である。
「全一〇二巻を、全部一巻ずつ書評」とあるが、
補備の6巻は書評が書かれた時には未刊行であり、
概観と、96巻の個々の簡単な内容説明があるぐらいだ。
もっとも、ガイドにはこれで十分であることよ。
まァ、それにしても、軍事史の研究は、資料的には、
都内でないと全くお手上げだな。
筑波大学は東京の飛び地だから、多少マシなだけで。
こうやって一次資料にあたってみると、
みんな孫引き・曾孫引きばかりで、
一次資料にあたってないな、ということがよく分かるぜ。
(20091209追記)
以下を併読されたし。
「現代史の時期区分論とその変遷」
(京都大学文学部基礎現代文化学系現代史学専修講義
日本現代史序説講義ノート
担当:永井 和
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/josetu/menu.html)