高樹のぶ子
映画『マイマイ新子と千年の魔法』を見たので、
原作の書き手である高樹のぶ子の本をいくつか手にとった。
第84回候補 「その細き道」(『文學界』昭和55年/1980年12月号)
第86回候補 「遠すぎる友」(『文學界』昭和56年/1981年11月号)
第89回候補 「追い風」(『文學界』昭和58年/1983年3月号)
第90回受賞 「光抱く友よ」(『新潮』昭和58年/1983年12月号)
(第126回 平成13年/2001年下半期 からは選考委員を勤めている)
この時期は、村上龍・村上春樹・田中康夫などがデビューし活躍を始めた頃だ。
日本でインターネット(とPC)の爆発的普及が始まるのは90年代半ば。
そこでひとつ大きな断層があると思う。
その時期は団塊の世代ジュニアが大学生になった頃でもある。
これを書いている私自身がその世代である。