『ロスト・シンボル』
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2010/03
- メディア: 単行本
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『ダ・ヴィンチ』からは得られるものが少なくつまらないと感じたが、
『ロスト・シンボル』からは多かった。読んで満足している。
ダン・ブラウンはプラトン的キリスト教の説を採っているのだと思う。
人間のサイキ(psych。霊魂。mind)の活動の一部は、
脳電図・脳磁図として観測できる。
それを質量で測ることができないか、ということが説かれている。
すなわち、脳には重力場を変化させることが可能ではないかということだ。
なんというマッドサイエンティスト的発想。だが、そこが素晴らしい。